携帯代を安くするには、SIMフリーがいいって聞いたんだけど。
SIMフリーって、なんなの?
SIMフリーにしてもいいのかな?
デメリットってあるの?
僕は、SIMフリーを6年間使ってるよ。
めっちゃ便利だし、月々の支払いも半分になったから、絶対に次もSIMフリーだね。
そうなの!?
くわしく教えて〜。
携帯代安くしたいですよね?
実は、格安SIMにすれば、平均的に5千円安くなります。僕も実際に、月5千円、4人家族で、年間24万円の節約に成功しました。
ただ、格安SIMを使用するには、SIMフリーのスマホにする必要があります。
この記事では、SIMフリーとはなんなのか。また、実体験からSIMフリーのメリットデメリットを紹介します。この記事を読めば、SIMフリーをしっかりと理解でき、スマホ代の節約の第一歩が踏み出せると思います。
目次
SIMフリー端末のデメリット そもそもSIMフリー端末ってなんなの?
結論から言って、
携帯代を安くしたいなら、格安SIMをおすすめします。
なぜなら、誰でも格安SIMにのりかえるだけで、月5千円の節約ができるからです。
実際に僕も格安SIMを利用することで、年間24万円(家族4人)の節約に成功しました。
でも、格安SIMを使用するには、SIMフリーは避けて通れません。
基本的なことから説明しますので、しっかりと理解しましょう。
SIMとは?
SIMとは、スマホに必ず装着されているICカード(SIMカード)のことです。スマホの新規契約をすると、携帯電話会社は新しいSIMカードを発行します。その中には契約者(利用者)の識別番号や電話番号、メールアドレス(大手携帯電話会社のSIMの場合)といった情報が記録されていて、スマホはSIMカードを装着した状態で使うことになります。
SIMロックって
SIMロックとは、大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が自社のSIMカード以外を認識しないように、鍵(ロック)をかけている状態のことを指します。
例えば、ドコモで買ったiPhoneを使って、auのSIMを入れても動作しないようにしているということです。
格安SIMを使うには、SIMフリー端末が必要です。
soldiより参照
格安SIMを使用する場合は、基本的にSIMフリー端末が必要です。
大手携帯キャリアのiPhoneやAndroidスマートフォンを使っている場合、SIMロックを解除しない限りは格安SIMに申し込んでSIMカードを差し替えても利用することができません。
SIMフリー端末を入手方法
SIMフリー端末を入手する方法は、2種類あります。
- 大手キャリアのスマホをSIMロックを解除する
- SIMロックがかかっていないスマホを買う。
SIMロックを解除する
SIMフリー端末にするには、「スマホのSIMロック解除」するという方法があります。
SIMロックの解除は、各キャリアショップ(有料)かWebサイト(無料)のどちらかで手続きを行うことができます。
実は、Webサイトでの、SIMロック解除の手続きは、めっちゃ簡単です。
スマホやパソコンがあればできちゃます。わかりやすい動画がありますので、これを参考にしてください。参考はドコモですが、他の会社も同様にできます。
僕的には、SIMロック解除がいいと思います。
なぜなら、格安SIMのりかえ時の初期費用が抑えられるからです。
僕の両親も、今までのiPhoneがそのまま使えて、月々の支払いが半額になって喜んでました。
携帯代を安くしたいのに、新しいスマホを買うのって、もったいないですよね。SIMロック解除は、やってみるとすごく簡単なので、挑戦してみてください。僕の両親(70歳手前)でもできました。
SIMフリー端末を買う
これは、単純ですよね。
SIMフリー端末を買うです。
iPhoneとかでも、アップルストアの店舗やオンラインで購入できます。ここらで売られているものは、基本的にSIMフリー端末です。最近は、ビックカメラとか量販店でも売られています。
SIMフリー端末のメリット・デメリット
メリット
僕は、6年間SIMフリーを使ってますが、本当にメリットがいっぱいです。
メリット5つ
- 格安SIMを使って、月々が安くなる
- 海外でもお得に自分のスマホを使える
- 中古での売却価格が高い
- iphone の本体価格も安い
- 端末の種類が豊富
メリット①格安SIMを使って、月々が安くなる
SIMフリーにして、格安SIMを利用すると、平均的に月5千円安くなります。
毎月の携帯代の平均値
ソニー生命 調査より引用
上の調査結果のとおりですが、
誰でも格安SIMにのりかえれば、月5千円くらいは安くなります。
格安SIM歴6年の僕からすると、いまさら大手キャリアには戻れないですね。大手キャリアは高すぎです。
メリット②海外でもお得に、自分のスマホが使える
実は、SIMフリー端末であれば、そのまま自分のスマホが使えて、めっちゃ安く通信できます。
どうするかというと、「現地プリペイドSIM」を買う。
これは、みんなに知ってほしい!!
僕も仕事上1ヶ月とか海外に行く時があって、そんな時は、現地のプリペイド式のSIMを買うんです。それも、海外に行く前に、アマゾンで買います。日本で入手できます。
例えば、「アメリカ SIMカード インターネット 5日間 高速データ通信無制限使い放題 (通話とSMS、データ通信高速) T-Mobile 回線利用 US USA ハワイ」みたいな感じです。これが、5日間使って、1780円ですよ!Wi-Fiを使ってた時は、空港で受け取り手続きして、保険に入って、高い通信料払って、使う時はWi-Fi機器の起動かけて、携帯でパスワード入れて。。。なんてこと不要です。現地プリペイドSIMは、超便利です。
他にも、ヨーロッパ 35か国で使えるSIMカードなんかもあります。国が変わってもSIMの差し替えすら不要です。タイのなんかは、8日間で、458円ですよ。マジ!?って感じです。プリペイド式なので、あとから高額な請求がくるなんてこともありません。
実際にSIMを購入される時は、データ容量や日数、通話時間など、自分にあった物を探すといいです。アマゾンには、プリペイドSIMが1000種類以上あります。目的の国名を入れて検索してみましょう。また、口コミなんかもしっかり確認してください。中には、うまく動作しなかったなんてこともありますので。。僕は、失敗の経験ないですが、あちこち海外行くので、めっちゃ活用してます。
メリット③中古での売却価格が高い
実は、スマホを売る時、SIMフリー端末の方が、高く売れます。
端末 | SIMフリー | SIMロック (大手キャリア3社) |
---|---|---|
未使用品 | 93,000円 | 72,000円 |
中古 | 64,500円~86,000円 | 49,500円~66,000円 |
キャリアのロックがかかった状態だと、使用できる回線が限られてしまいます。SIMフリーだと、選べる携帯会社が広がる分、人気があります。
中古でスマホを購入するような人は、スマホとかにくわしい人が多いです。そう言った人たちは、わざわざ通信料金の高い大手キャリアは選びません。だから、人気が高くなり、高値がつくのです。少々高くても、格安SIMで通信料金が安いので、元が取れます。
スマホを手放すときも、SIMフリーの方がお得なのです。
メリット④iPhoneの購入価格もSIMフリーの方が安い
実は、iPhoneを買うのも、Appleの店舗や公式サイトで買う方が安いです。
iPhone11(64GB)の機種代金を比較してみました。
Apple 公式 | Softbank | au | docomo | |
---|---|---|---|---|
機種代金 (24回払い) | 7万4800円 ※Appleから直接購入。24回払いだと月3428円(手数料無料) | 8万1164円 ※とくするサポートの場合、4万4640円 | 8万2437円 ※アップグレードプログラム利用可(返却のタイミングで残金を免除) | 7万9220円 ※スマホお返しプログラム(36回払い)の場合、5万2800円 |
※価格は税抜 ※2020年3月3日時点。 |
大手キャリアの方が割引があって安いと思われているのではないでしょうか?
確かに、ソフトバンクでは、「とくするサポート」というのをやっていて「機種代金が半額になる」と言われています。ただ、これは「48回払いで購入して、24回払って機種を返せば(機種変更すれば)残りは払わなくていい」っていう制度。2年後にソフトバンクに機種を売ることを約束するという制度です。当然、返却時に破損などがあると、受け取ってもらえません。予定以上の金額を払うことになります。
僕なら、2年後に売るなら自分で売ります。その方が高く売れます。SIMフリー端末の方が高値になりますし。
そもそも、2年でのりかえるというのも、節約の観点からいってもったいないです。まだまだ使えます。
メリット⑤端末の種類が多い
スマホ端末は1万円の安価なものから、10万円以上するハイエンドのものまで多種多様です。
しかし大手キャリアで取り扱いしている端末はそのごく一部です。
SIMフリー端末のほうが選択肢が広がり、自分好みの価格やデザイン、スペックの端末が見つかりやすくなるでしょう。
特に低価格帯のスマホは大手キャリアでの取り扱いが薄いため、SIMフリーのものを探すのがおすすめです。
デメリット
正直、SIMフリーにすること自体にはデメリットはありません。
ただ、「SIMフリーにする」=「格安SIMにする」ということなので、
格安SIMのデメリットがそのままSIMフリーのデメリットとなります。
格安SIMの注意点をまとめました。
項目 | 大手携帯会社 | 格安SIM |
料金 | 高い | 安い |
高速通信の安定性 | いつでも高速なデータ通信 | 通信の混みあう時間帯で 通信速度が低下する場合が多い |
通話 | 通話定額プランがある | 通話定額プランがないもの多い 通話料金が高い |
サポート | 全国にショップがある | 基本的に電話がメイン |
契約のしばり | 2年しばり あり | 少ない |
購入可能端末 | 多い | 少ない |
メール | キャリアメールが利用できる | キャリアメールが利用できない |
端末の初期設定 | 設定済みの端末がもらえる | 自分でする必要がある |
テザリング | 可能 | 使えないケースが多い |
格安SIM1番の後悔ポイントは、通信速度です。
一般的に、格安SIMは大手キャリアに対して、通信速度が劣ります。
ただ、格安SIM選びで解決できます。
格安SIMにはそれぞれ特徴があります。
この記事では、格安SIMの注意点についてくわしく説明しませんが、
これらの格安SIMの注意点をしっかりと理解しないとあとで後悔することになります。
しっかりと理解した上で、のりかえましょう。
これらのくわしい内容を下の記事でまとめていますので、チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
SIMフリーは、とても便利で、安くなるとても魅力的なものです。
自信を持っておすすめします。
ただ、格安SIMの選び方だけは、注意してください。格安SIM次第で、最高なものにもなりますし、最低なものにもなります。
下の記事でくわしくまとめてますので、チェックしてみてください。
きっと素晴らしい格安SIMライフが送れると思います。