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【知らないと損します】格安SIMの電話かけ放題の落とし穴

ももちん
ももちん

格安SIMで電話かけ放題ってあるの?

注意点ってあるのかな?

りと
りと

実は、多くの格安SIM会社のかけ放題は、プレフィックスという通話方式を使っていて、通話品質や操作方法が大手キャリアとは違うよ。

 

きちんと理解して、選ばないとあとで後悔することになるよ。

ももちん
ももちん

えっそうなの?

教えて〜!

 

格安SIMでも、電話かけ放題ができるか気になりますよね。

 

実は、格安SIMの電話かけ放題には、落とし穴があります。大手キャリアとの違いをしっかりと理解して選ばないとあとで後悔することになります。

 

なぜなら、多くの格安SIM会社のかけ放題は、大手キャリアとは違うプレフィックスという通話方式を使っており、通話品質や操作方法が違うからです。一言で電話かけ放題と言っても、中身は違います。

 

この記事では、格安SIM各社の電話方式や、それらのデメリットを説明し、おすすめの格安SIMも紹介します。

 

格安SIMの電話かけ放題の落とし穴

先に結論を言います。

 

格安SIMを選ぶのに、

電話のかけ放題を優先で選ぶなら、サブブランド格安SIMの一択です。

 

なぜなら、かけ放題で、大手キャリアと同じ通話方式なのは、サブブランド格安SIMだけだからです。

 

結果として、大手キャリアと変わらない通話品質と同じ使い勝手でかけ放題が利用できます。

 

また、大手キャリアと同じような

完全無制限の電話かけ放題ができるのは、サブブランド格安SIMだけです。

 

サブブランド格安SIMとは、

大手キャリアが運営する格安SIMっていう事です。

500社以上、格安SIM(MVNO)会社はありますが、サブブランドは下の2社だけです。

 

格安SIMの通話が大手キャリアと何が違うのかくわしく説明しますね。

 

格安SIMの3つの通話方式

格安SIMには通常の通話だけでなく、プレフィックスとIP電話の合計3種類の通話方法があります。

 

格安SIMのかけ放題などは下記のように3パターンの回線が使われます。

ネットの教科書より引用

 

中でもIP電話はネットを経由した電話(LINEの通話のイメージ)で、通話品質がよくありません。

通常の音声電話

通常の音声通話とはau、ドコモ、ソフトバンクの大手キャリアの電話回線を利用した通話のことです。

 

大手キャリアの回線なので通話の品質が高く、繋がりにくかったり、発信と受信の間に送れが生じたりしないのが特徴です。

 

格安SIMに契約して特に何も申し込まなければ、基本的にこの通話方式になります。

 

ただ、かけ放題を申し込むと、

多くの格安SIMのは、この方式ではありません。

 

かけ放題でもこの方式なのは、

サブブランド格安SIM(ワイモバイルUQモバイル)だけです。

 

プレフィックス

プレフィックスは、通常音声通話と同じ回線を利用するものの、格安スマホ(SIM)から発信した電話は1度『中継電話会社』を経由することで通話料金を安く出来る仕組みです。

 

格安SIMの時間無制限の話し放題オプションや10分話し放題オプションは基本的にこのプレフィックスを利用しています。

 

プレフィックスタイプの場合、電話番号の前に各格安SIM事業者が公開しているプレフィックス番号(例:楽天の場合:0037-68)を入力するか、専用アプリから発信をする必要があります。相手側には「プレフィックス番号」は表示されず、普通に090~や080~の番号で着信されます。

 

これを忘れるとかけ放題の対象外になります。「かけ放題だから短い通話は無料」と油断していたら、専用アプリから発信するのを忘れていて、追加の通話料金を支払うなんてことはよくあります。

 

一方で、プレフィックスタイプの場合、かけ放題の〇分以降の通話料金が半額(10円/30秒)になるというメリットもあります。

 

IP電話

IP電話は電話回線ではなくインターネット回線を利用する通話方式。電話番号は発信も受信も050から始まる電話番号になります。

 

インターネット回線を利用するIP電話はデータ通信が不安定だと通話の質が下がってしまうのがデメリット。また、110番や119番には電話できないので注意してください。

 

格安スマSIM 各社の「かけ放題プラン」比較

 

月額料金
無料時間
通話方式
ワイモバイル1000円完全かけ放題電話回線
0円10分電話回線
UQモバイル1700円完全かけ放題電話回線
700円10分電話回線
IIJmio830円10分(30分)プレ
600円3分(10分)プレ
mineo850円10分プレ
OCN モバイル ONE850円10分プレ
LINEモバイル600円10分プレ
BIGLOBEモバイル600円3分プレ
830円10分プレ
イオンモバイル850円10分プレ
1,500円300分IP電話

プレ:プレフィックス

 

各社、いろいろなかけ放題プランを準備しています。

 

電話回線で完全無制限かけ放題は、サブブランド格安SIMワイモバイルUQモバイルだけです。

 

また、ほどんどの格安SIMのかけ放題は、「プレフィックス」と呼ばれる方式の通話方法です。

 

プレフィックス方式のデメリット

プレフィックス方式はデメリットが4つあります。

 

デメリット1:アプリの立ち上げが面倒

慣れれば問題ないのかもしれないのですが、専用アプリを立ち上げなければいけないのが面倒くさいです。

 

楽天モバイルは「楽天でんわ」、mineoでは「mineoでんわ」、DMMモバイルでは「DMMトーク」などのアプリを利用することになります。

 

専用アプリは乗り換え前でも使うことができるものもあるので、先にアプリを試してみるのがよいと思います。mineoでんわはmineo契約者しか利用できませんが、楽天でんわ、DMMトークは契約者以外でも利用できます。

 

電話をする度に、アプリを立ち上げて通話するのは、意外に面倒くさいものです。

 

デメリット2:専用アプリを使い忘れると通話料が高額に

専用アプリやプレフィックスの番号を使うことを忘れてしまうと、格安料金ではなく通常の電話料金になってしまいます。

 

場合によっては、とんでもなく高額になってしまう可能性もあります。

 

誰でもうっかりなんてありますよね。長電話した後に、アプリで電話してなかったと気づいても後の祭りです。アプリを立ち上げたかどうか、気にすること自体が、面倒くさいですね。

 

デメリット3:音声品質が少し悪い場合もある

プレフィックス方式は、IP電話ではなく通常の電話回線を利用しています。

 

そのため「普通の電話回線を利用しているのと同じ品質で通話ができる」と言われているのですが、口コミを見ると、使ってみると微妙との声もあります。

 

通常の電話回線を使用しているといっても、キャリアの電話回線でなく、MVNOが用意している電話回線を使用していることが音質の悪さの原因のようです。

 

大手キャリアの回線とは、違うということを理解しておきましょう。

 

デメリット4:緊急電話やナビダイヤル、フリーダイヤルへ発信できない

緊急電話(110番や119番)やナビダイヤル、フリーダイヤルへの発信はできません。

 

アプリを使用せず、普通の電話で発信すれば、電話することはできますが、通話料金は高くなります。

 

ここも注意が必要です。

 

かけ放題おすすめは、サブブランド格安SIM

繰り返しになりますが、僕のおすすめは、

サブブランド格安SIMです。

 

大手キャリアと同じ電話回線を使って、かけ放題ができるのは、サブブランドだけです。

面倒くさい通話アプリなんかも、使う必要はありません。

 

完全無制限かけ放題があるのも、嬉しいですね。

 

私もワイモバイルを使用していますが、大手キャリアと使用感は全く変わりません。なのに、月々の料金が5千円安い。

 

サブブランド 基本使用料 比較

基本使用料ですが、

2社には、通話のかけ放題に違いがあります。

ワイモバイルは基本料金にコミコミなのに対し、

UQモバイルはかけ放題をつけるかどうかを選べるようなっています。

UQモバイル 月額

UQモバイルの主力プランは「スマホプランS/R」です。

 

UQモバイルでは通話かけ放題を選択できます。

 

<2020年7月4日修正>

2020年6月1日から新料金

 

UQモバイル かけ放題なし

 

かけ放題なしプランSプランR  MプランL
月額1,980円2,980円3,980円
データ容量3GB10GB  9GB14GB
低速時 通信速度128kbps1Mbps
通話料金20円/30秒

これがUQモバイルのかけ放題なしの料金になります。

 

何年使ってもこの額のままです。

ただし、当然ですが、通話料金が20円/30秒はかかります。

 

通話は、LINEの無料通話で済ますなどで問題なければ、

このプランはかなりお得に利用できます。

 

 

UQモバイル かけ放題あり

 

1回10分のかけ放題の料金はこちら。

かけ放題ありプランSプランR  MプランL
月額 2,680円3,680円4,680円
データ容量4GB12GB17GB
低速時 通信速度128kbps1Mbps
通話料金1回10分以内の国内通話が0円 回数無制限
(もしくは通話パック60分/月)

 

UQモバイルではこのプランがメインになると思います。

 

何年使ってもこの月額ですが、

かけ放題10分など通話オプションをつけた場合は、1年間データ容量が大幅増量されます。

 

また、UQモバイルは、通話オプションが3つあり、選べます。

 

  • 1回10分以内の通話が無料(回数無制限)・・・700円/月
  • 月の通話合計が60分まで定額・・・500円/月
  • 通話完全かけ放題・・・1700円/月

 

ももちん
ももちん

通話のかけ放題をつけるかどうか

選択できるのは、いいね!

 

ワイモバイル 月額

ワイモバイルは1回10分のかけ放題が基本プランにコミコミです。

 

<2020年7月4日修正>

2020年7月1日から新料金

料金プランプランSプランMプランR
基本料金
新規割期間新規割 -700円×6ヶ月
1,980円2,980円3,980円
基本料金
通常時
2,680円3,680円4,680円
データ容量4GB13GB  12GB17GB
低速時 通信速度128kbps1Mbps1Mbps
通話料金1回10分以内の国内通話が0円
回数無制限

・データ増量無料オプション(1年間)を適用

1年を過ぎると、データ増量オプションは、500円/月が必要です。

 

これがワイモバイルのメインの料金になります。

 

特徴としては、通話かけ放題がコミコミなところと、

新規割があるところですね。

 

ももちん
ももちん

う〜ん。

結局、どちらが安いのかな?

りと
りと

かけ放題がいるかどうかにもよるけど、

2年間で比較すると分かりやすいよ。

 

2社の月額料金を比較

2社の月額料金、1年総額、2年総額をプランSとMで比べます。

 

1年総額、2年総額をみるとその差がより分かりやすくなります。

 

プランS
Y!UQ
カケホあり
UQ
カケホなし
月額①1,980円

②2,680円

③3,180円

2,680円1,980円
1年総額27,960円32,160円23,760円
2年総額60,120円

(2年目以降:3GB)

 

66,120円

(2年目以降:4GB)

64,320円

(2年目以降:3GB)

47,520円
データ容量4GB4GB
3GB
低速時 

通信速度

128kbps 300kbps 300kbps 
通話料金1回10分以内の国内通話が0円20円/30秒

・Y!の①は新規割 -700円×6ヶ月、データ増量無料オプション(1年間)を適用

・Y!の③は、2年目以降、データ増量オプション(500円/月)を利用する前提

 

 

プランM(Y!)とプランR(UQ)
Y!UQ
カケホあり
UQ
カケホなし
月額①2,980円

②3,680円

③4,180円

3,680円2,980円
1年総額39,960円44,160円35,760円
2年総額84,120円

(2年目以降:10GB)

 

90,120円

(2年目以降:13GB)

88,320円

(2年目以降:10GB)

71,520円
データ容量13GB12GB
10GB
低速時 

通信速度

1Mbps 1Mbps 1Mbps 
通話料金1回10分以内の国内通話が0円20円/30秒

・Y!の①は新規割 -700円×6ヶ月、データ増量無料オプション(1年間)を適用

・Y!の③は、2年目以降、データ増量オプション(500円/月)を利用する前提

 

まとめると、

 

かけ放題なしの場合は、UQモバイルの方が安くなります。

通話はほどんどしないとか、LINE通話で十分という人は、

UQモバイルの方が安くなります。

 

かけ放題ありの場合は、必要なデータ量で決まります。

 

 

ただ、今回の新プランからは、

プランR以上であれば、どちらも低速モードが1Mbpsという、革命的な変化がありました。

 

1Mbpsというと、YouTubeやインスタグラムなんかもサクサク動きます。

 

これは実質データ無制限です。

 

必要なデータ量を気にしなくてもいい時代になりました。

 

もう一つ注意点として、

留守番電話は、UQモバイルの場合は、月380円かかります。2年で9,120円追加です。

 

ワイモバイルの場合は、留守番電話もコミコミです。

 

ももちん
ももちん

2年総額で見ると、分かりやすいね♪

 

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まだまだあるサブブランド格安SIMのおすすめ理由

実は、サブブランド格安SIMにはおすすめの理由がたくさんあります。

 

項目サブブランド格安SIM
料金安い安い
高速通信の安定性いつでも高速なデータ通信通信の混みあう時間帯で
通信速度が低下する場合が多い
通話通話定額プランがある

(かけ放題プランもある)

通話定額プランがないもの多い

通話料金が高い

サポート全国にショップがある基本的に電話がメイン
契約の縛り2年しばり ない少ない
購入可能端末多い少ない
メールキャリアメールが利用できるキャリアメールが利用できない
端末の初期設定自分でする必要がある

(ショップに相談できる)

自分でする必要がある
テザリング可能使えないケースが多い

 

この記事では、くわしく説明しませんが、下の記事でわかりやすくまとめています。チェックしてみてください。

 

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まとめ

目次 [hide]

 

いかがでしたか?

格安SIMにも、電話かけ放題はあります。ただ、大手キャリアとの違いがあるということを理解してください。特別なこだわりがなければ、サブブランドの格安SIMをおすすめします。

 

下の記事でくわしくまとめてますので、チェックしてみてください。

きっと素晴らしい格安SIMライフが送れると思います。

 

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